2019/11/12

AnyTechが楽天テクノロジー&イノベーションアワードで金賞!「DeepLiquidは環境問題への関心をもたらした

独自技術の水質判定AI「DeepLiquid」を提供するAnyTech株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役:島本佳紀 以下、AnyTech)は、先進的なテクノロジーにより社会にイノベーションをもたらした個人または組織を表彰する「楽天テクノロジー&イノベーションアワード」(審査委員長 三木谷氏)にて金賞を受賞しました。
革新的なテクノロジーだけでなく、環境問題についての関心をもたらした功績は大きいとの評価をいただきました。

「楽天テクノロジー&イノベーションアワード」とは楽天株式会社が主催する先進的なテクノロジーにより社会にイノベーションをもたらした個人、または組織を表彰するアワードです。受賞した4社のうち3社をAI企業が占めるなか、当社は本アワードにて一番大きな「金賞」を受賞しました。

【審査員】
委員長  楽天株式会社 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
委員   楽天株式会社 副社長執行役員    平井 康文
楽天技術研究所 代表        森 正弥


楽天テクノロジーカンファレンスチーム【受賞理由】(楽天プレスリリースより引用)
 AnyTech株式会社は、AIテクノロジーのスタートアップ企業であり、水質を分析するディープラーニングテクノロジー「DeepLiquid」(ディープリキッド)を開発しました。
「DeepLiquid」は、水面の映像と画像を処理することにより、水質の監視および分析を可能にする技術で、創業者の島本 佳紀氏は、10年前から研究を開始しました。従来、水質と廃水処理は、水処理施設において水質監視員を雇い、手動で化学センサーを使って行うことが主流でしたが、その精度は低く、結果が不安定であることが課題でした。「DeepLiquid」の開発により、「Liquid Texture Mining」と呼ばれるコアテクノロジーが、人では3日間を要する作業を、わずか1秒間で99%の精度で実施することを可能としました。人による監視の代替となり、膨大なコストの削減にも繋がっています。このコアテクノロジーは今後、微生物分析など、より多くの分野に適用できる可能性を秘めています。­
島本氏は、「DeepLiquid」のようなテクノロジーの活用が、環境問題への関心を高めるとともに、地球環境の保全へと繋がっていくといいます。革新的なテクノロジーをもたらすだけでなく、環境問題への関心をもたらした功績を称え、AnyTech株式会社に本賞を贈ります。

表彰式は今月9日に楽天が開催するテクノロジーイベント「楽天テクノロジーカンファレンス2019」にておこなわれます。
https://tech.rakuten.co.jp/

▶︎DeepLiquidとは
弊社は「AI×流体力学」の知見や技術を活用した世界初の水質判定AI『DeepLiquid』を開発運営し、水処理施設・バイオ医薬品・化粧品・飲料製造工場、自動車関連企業といった様々な企業にご提供しております。従来、カメラでの流動体の分析は困難を極める事から高額なセンサーが主であった液体の監視・異常検知において、画像による異常検知の実用化に成功しています。
これにより監視精度を向上するとともに管理コスト削減に繋げることが可能となります。さらには、プラントや工場の運転自動化を実現し、既存産業に革新をもたらします。

【AnyTech株式会社概要】
名称 :AnyTech株式会社
本社所在地  :東京都文京区本郷二丁目25番5号
設立 :2015年6月5日
代表取締役 :島本 佳紀
ビジョン :世界中の流体データを集積し、AIで地球の健康と未来を守る
事業内容 :AIエンジンの開発及び企業向けシステムの提供
所属団体 :一般社団法人 日本ディープラーニング協会 正会員
主な受賞歴 :
2016年  IBM AI開発コンテスト『Watsonハッカソン』アプリ賞
2017年  AI特化アクセラレータ『AI.Accelerator』選抜
2018年  香港拠点 AI特化アクセラレータ『Zeroth』選抜
2018年  川崎市 研究開発ベンチャー特化アクセラレータ
『Kawasaki ZENTECH Accelerator』 選抜
2019年 東京都 起業家世界展開プログラム『X-HUB TOKYO』選抜
2019年  Plug and Play Japan アクセラレーションプログラム IoT Batch 3採択
2019年  一般社団法人『日本ディープラーニング協会』正会員選抜
2019年 『IVS LaunchPad』準優勝
2019年 日経クロストレンド/日経xTECH『ディープラーニングビジネス活用アワード』優秀賞